「クレジットカードってよく聞くけど何だろう?」
「電子マネーと何か違うの?」
クレジットカードについてあまり詳しくなく、上記のような疑問を持っている方は大勢いるかと思います。
ここでは、その「クレジットカードとは?」という質問に対して徹底解説したいと思います。これを読み終わった後にはクレジットカードが何たるかを完全に理解していると思います。
基本的な仕組み、メリット、そして正しく使うために気をつけたいポイントをご紹介します!
Contents
クレジットカードとは
クレジットカードとは一言でいうと、「一時的にカード会社にお金を借りて(借金)、買い物をすることができるカード」のことです。
・・・え?? しゃ・・借金!?!?
と思われる方もいるかと思いますがご安心下さい。
皆様がご想像される借金は悪いイメージがあると思いますが、そんな危ないシステムが世の中でこれだけ普及するはずがないので是非その嫌なイメージは持たないで頂きたいです。
クレジットカードの仕組み
ここでは、利用者とカード会社に分けて考えます。
利用者:
カード利用者です。つまり、カードを使用するあなた本人のことです。
あなたは「クレジットカードで」と言って、コンビニやデパート等のクレジットカード加盟店で商品を購入することができます。
・・・が、実はこの時にお金を負担しているのはあなたではなくクレジットカード会社です。
つまり、あなたに代わり一時的にクレジットカード会社が代金を負担しているということですね。
これが先程「お金を借りて」と言った理由です。あなたがカードで商品を購入した時点では、あなたの口座残高から1円もお金は引かれません。
カード会社:
先程も説明した通り、クレジットカードの利用者に代わって代金を負担します。
つまり、利用者が利用したコンビニやデパートに対して支払いを行います。
では、利用者はいつクレジットカードの支払いをするのでしょうか?
それについてこれから説明します!
クレジットカードの支払いについて
クレジットカードには締め日と支払日があります。
簡単に説明しますと、以下のようになります。
締め日:カード請求額が決定する日
支払日:実際にクレジットカードの代金を支払う(登録口座から引かれる)日
例えば、15日が締め日で当月の月末が支払日の場合、15日に確定した金額が月末に登録口座から引き落とされます。
締め日と支払日はカード会社によって異なるので、契約するカード会社の利用要項を確認して下さいね。
上記の例だと、8/16~9/15に利用した金額が9月末に引かれる、といったような具合です。(締め日当日の利用はその月になったり、来月の請求になったりと前後することがあります)
したがって、一時的に借金しているとは言え、仕組みとしては
金額は登録口座から自動的に引き落とされます
という単純なものです。 言ってしまえば、電気料金などと一緒ですね。
電気料金は1月に利用した電気量分、金額が請求されますよね?
クレジットカードも同じように、利用した金額分がそのまま請求されます。
クレジットカードのメリット

クレジットカードは「小銭をじゃらじゃら持つ必要が無い」「支払い時にもたつかない・楽」といった基本的なメリットの他にも様々なメリットがあります!
ポイントが貯まる
クレジットカードは、支払い金額に応じてポイントが貯まります。
例えば、年間100万円分の買い物を楽天カードというクレジットカードでした場合、楽天市場での買い物でなくても1万円分のポイントの獲得できます。
楽天カードの場合、楽天市場で買い物するとポイントが更に貯まるので、楽天市場でよく買い物をする方は2万円分にも3万円分にもなります。
今やクレジットカードはコンビニ、レストラン、居酒屋、スーパー、デパートなどなど、かなり多くの場所で利用できるようになってきているので、現金払いからクレジットカードカード払いに切り替えると、ポイント獲得分だけお得になります。
分割払いができる
クレジットカード会社の多くは、2回までは金利手数料を無料にしています。(3回以降はカード会社に応じた金利手数料がかかります)
なので、7万円するパソコンを買いたいが手持ちが心配な時、3万5000円を2ヶ月に分けて支払いをすることが可能です。
ショッピングローンの場合、分割払いには各種審査がありますが、クレジットカードは作成時に審査をしているので、以降の分割払いに審査が必要ありません。
分割払いの方法には2つあって、
・店頭で使用時に支払い回数を申し出る
・支払い後、後日ネットやアプリを通じて支払い回数を変更する
のいずれかで可能です。
月々の収支の確認が楽になる
月々の支払状況を把握するために、家計簿を付けている方は多いと思います。
クレジットカード払いをすると、「いつ」「どこで」「いくら使ったか」が自動的に記録されるので、家計簿をつける手間が無くなります。
クレジットカードの注意点

便利なクレジットカードですが、もちろん注意しなければいけないこともあります。
支払い期限を守る
支払い期限を過ぎてしまう例としては、基本的には引落口座の残高不足が考えられます。
入金が遅れても、正しい措置をとれば怖いことはありませんが、何回も繰り返したり一向に支払いをしないといった対応をしてしまうと、信用情報に傷がつきますのでご注意ください。
利用限度額を知っておく
クレジットカードは、クレジットカード作成時に個人に応じた「利用限度額」が設定されます。
例えば、学生であれば10万~30万に設定されていることが多いです。
利用限度額が10万のカードで、1月に10万以上つかってしまうと、会計時にエラーが出て支払いができないといった恥ずかしいことになってしまうといったこともありますのでご注意下さい。
まとめ
以上の情報をまとめると、以下のようになります。
・利用額はまとめて支払日にカード会社に支払う
・ポイントが貯まる、審査無しで分割払いができるといったメリットがある
・限度額には気をつけて、支払日を守ってきちんと支払おう
まだクレジットカードを持っていない方は、今から作って賢く・お得に生活しましょう!